これは投資だろうとビジネスだろうと同じ事が言えるのですが、
どうなんでしょう・・・
日本人って「損切ができない」ってよく言いません?
確かに「もったいない精神」みたいなものがあったりして、
損を受け入れるのは、なかなか難しいのかもしれませんね。
ただ、これに関しては意識して心を鬼にしてでも
行った方が良いですね。
昔々あったエピソードをお話しします。
とある長いスパンのお仕事がありました。
建設現場に例えますが、設計図が完成した段階で1000万。
その後は、
①完成まで行ったとしたら1億
②設計図の段階で断ったら-1000万
という選択肢があったそうです。
で、設計図が出来た段階で完成までのイメージをしたところ
「危険!!」と予測ができたそうです。
スタッフ全員ザワザワザワ・・・
では、その後どうなったでしょう笑
結局①の完成までを行い、1億以上の費用が掛かってしまい、赤字-1億だったような笑
そして、社員のボーナスが減るみたいな・・・
そして、休日出勤した時の代休は2000円で買い取るみたいな・・・
休日一日働いて2000円かい!!
結果論ですが、
ヤバイ仕事なら損切して別の仕事を行った方が良かったという事になります。
要は損切ってなかなかできないんですよね。
投資の世界でも同様の事が言えます。
ヤバイと思ったら-100万でも切る時は切るようにしないと
気が付いたら-1000万とかありえちゃいますからね笑
こういうのをプロスペクト理論とでも言うんでしたっけ!?
人間は損をしたくないという本能。
確かに損はしたくないですが、
それを考慮した上で正しいジャッジを求められることになります。
結果、「そのまま持ってたらプラスになった。良かった」というのも結果論。
さぁ、傷が浅いときに正しいジャッジができる、できないが今後の勝敗につながるかも!?